世界にひとつのどこにもない、
アンティークワールドを描きたい。

R.O(2014年入社)

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INTERVIEW

06

予想を越えた新入社員時代。

専門学校のデザイン科でイラストを専攻。デザイン会社にも面接に行きましたが、新入社員はまずは雑用からというところが多く「なんか違うな…」と感じていたときに、この会社の求人に出会ったんです。パン屋がイラストレーターを募集している意外性と、若くても仕事を任せてもらえる社風に惹かれて入社を決めました。ふたを開けてみたら予想以上!1年目からいきなりパッケージデザインやコンビニ商品のイラストを担当。さらに、少しずつ仕事の幅を広げて、いまではパッケージ、ポスター、POP、プライスカード、新聞の折り込みチラシまで、ベーカリー部門の広報物すべてを手がけています。

 

どう売るかを、ゼロから組み立てる。

美味しさだけでなく、生地の食感や小麦の産地など、アンティークならではのこだわりをどう伝えていくか。パンという題材は奥が深くておもしろいんです。大切にしているのは、試作品を食べたときの自分の第一印象。その直感が表現の肝になります。それをもとに、デザインラフを数案制作し、社長と相談しながら、撮影、デザイン、Webを含めたすべてのビジュアルを約1週間で仕上げていきます。最近では、キャッチコピーの制作も。春に発売した宇治抹茶ブラウニーチョコリングの「めっちゃ、お抹茶」というキャッチは社内でも大好評でした。スピードとクオリティを両立させるのに毎回必死ですが、「商品をどう魅力的に見せていくか」をゼロから自分で組み立てていけることがこの仕事の魅力。ふらりとお店をのぞきにいったとき、お客さまが自分のつくったPOPを見て、商品を手にとってくれた瞬間がとてもうれしい。そんなときは心の中でガッツポーズしています(笑)。

 

だれも見たことのない世界感を。

納得して前に進むこと。それをいつも心がけています。「本当にこれでいいのか?」と疑問を残したままつくっても、よいものは生まれないから。自分も周りの人々も「これがベスト」だと自信を持って言えるものを世の中に届けていきたい。さらに今後の目標は、アンティークの世界観をもっと広げていくこと。例えば、キャラクターを描くだけでなく、その一つひとつの背景に流れる物語まで表現してみたらどうだろう。それを商品に結びつけて、プロモーションに使ってみたらおもしろいかも。いっそ「アンティークワールド」のような遊園地をつくってしまおうか。いまはパン屋の中に世界感があるけど、世界感の中にパン屋があってもいいかもしれない。そんなふうに構想はどんどん膨らんでいきます。その中でひとつでも多くかたちにしていくのが、いまから楽しみで仕方ないんです。

わたしがつくる A DISH OF HAPPINESS

買いたい、売りたい。その気持ちの原動力となるデザイン。

R.O(2014年入社)

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