日々、驚きがある、発見がある。
だから、パンづくりはやめられない。

Y.N(2000年入社)

グランディール

INTERVIEW

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自分の幅を広げてくれた経験。
「より本格的なパンづくりを学んでみたい」というのが転職の理由。製菓学校を卒業後、フレンチレストランやホテルのベーカリー部に勤務したあと、グランディールに入社しました。京都でも格式の高い人気のベーカリー。材料や生地へのこだわりはもちろん、その種類の多さに驚きました。そこで、美味しさや品質を保つだけでなく、いかにムダを省き、効率化していくかを徹底的に習得。また、大学の近くや高級住宅地など、立地や客層の違う3店舗で売れ筋に合わせた商品開発を手がけた経験は、発想力やレシピの幅を広げてくれました。そして3年半前、御池店のオープンとともに店長に。以前から「次の新店舗はぜひ任せたい」と言われていたので、満を持してのスタートでした。


 

教えながら、教わっている。

自分が育ってきた昔ながらの職人の世界も好き。でも、いまの若い人たちには、のびのびやってほしいと思っています。やるからには楽しく!もちろん緊張感は必要ですが。大切なのは、基本に忠実であること。慣れてきたからといって、工程をおろそかにしない。人間の都合ではなく、美味しいパンをつくることを最優先してほしい。いつも、そんなことを伝えています。また、メンバーが気軽に相談できる空気づくりもわたしの役割。「ずっと考えても答えが出なかったのに、店長のひと言で突破口が見えました!」と言われたときは嬉しかった。教えているつもりが、いつのまにか自分もなにかに気づけたり、学んでいることも多い。何年やっても成長できる。そう感じられる環境です。

 

この仕事に出会えた感謝をかたちに。
東京など遠方から買いにきてくれるお客さまも少なくありません。ありがたいと思うと同時に、そんな方々のためにも全国にグランディールを増やしていきたい。店舗運営やマネジメントの知識を磨いて、さらなる多店舗化に貢献していくことがわたしの目標です。パンづくりを始めて20年以上たちますが、おなじことの繰り返しだと思ったことは一度もありません。季節や天候、粉の状態などを敏感に感じて、細やかに向き合っていく。難しいけれど、うまくいったときの喜びはひとしお。「おいしかったよ」のひと言が心に響きます。日々、変化がある、驚きがある、発見がある。それが、この仕事の大きな魅力です。起きている時間の半分以上はパン生地を触っているのに、家族によると寝言でもパンの焼き加減を心配しているそう(笑)。そんな仕事に出会えたことをしあわせに感じ、その感謝をかたちにしていきたいと思っています。

わたしがつくる A DISH OF HAPPINESS

食べると笑顔になれる、ほっとする。そんな商品を。

Y.N(2000年入社)

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