ひとりの人間としても魅力的。
そんなスタッフがいい店をつくる。

H.N(2010年入社)

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INTERVIEW

01

レールが敷かれていない。だから入社した。

前の会社に勤めていたとき、同僚へのお土産でパンを買ったのがアンティークとの出会い。長蛇の列に吸い寄せられるように並び、持ち帰ったパンは期待以上の美味しさでした。その後、転職活動をしていたときに、いただいたオファーの中に、この会社があったんです。ああ、あの美味しいパンの会社だ、と。数社の中から選んだのは、まだレールが敷かれていない、若い会社だったから。自分が会社をつくりあげる一員になれる。そう感じたのが一番の理由でした。7年前に入社して、店長、スーパーバイザーを経て、昨年の夏にベーカリー事業部の部長に。現在、エリアマネージャーを統括し、全国の店づくりを支えています。

 

失敗の仕方を何通りも覚えて、成功に近づく。

入社当初は、まだなにも決まってなかったけれど、そのスピードと勢いはすごかった。ある日突然、「この商品を売り出すから」と社長からゴールを言い渡されて、そこに行きつくまでの道のりは、仲間と必死に考え、かたちにしていった。大変だったけど、答えを自分たちで見つけることの心躍る楽しさに夢中になりました。いまでも、その社風は変わっていません。若い人に責任ある仕事を躊躇せず任せていく。たとえリスクが伴っても。まずやってみよう。ダメなら変えればいい。ミスしても、必ずリカバリーのチャンスがもらえる。そんな環境の中で、一人ひとりが失敗を恐れるのではなく、失敗の仕方を何通りも覚えて、成功に近づいていく。だから、どんどんタフに大胆に成長していけるのです。

 

日々、お客さまが来てくれるという奇跡。

「お客さまのストーリーに思いを馳せなさい」。スタッフによく言っています。例えば、閉店間際にチョコリングを買っていったスーツの男性。かわいいお子さんのために、残業を切り上げて急いで来てくれたのかも。今ごろは、家族で仲良く切り分けて食べてくれているかな。そんなストーリーを思い描けるようになれば、どんな小さな「ありがとう」も心に響くはずだから。お客さまが、数ある選択肢の中から自分たちの店を訪れてくれる。それは、奇跡に近いことなのです。だからこそ、ただ単にパンを並べて売るのではなく、「アンティークに行きたい!」と思ってもらえる店にしていきたい。おもちゃ箱をひっくり返したような、新鮮な驚きを与えられる商品と空間。そして、店をつくるのは、やっぱり「人」です。お客さまから見ても、働く仲間から見ても、ひとりの人間として魅力的。そんなスタッフを育てていくのが、わたしのミッションでもあるのです。

わたしがつくる A DISH OF HAPPINESS

人を育て、いい店をつくることが、笑顔につながる。

H.N(2010年入社)

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