一度は辞めた。独立しようとも思った。
それでも、ここで働くことを決めた。

Y.E(2016年入社)

バゲットラビット社口本店

店長

INTERVIEW

17

やりたいことをやろう。思う浮かんだのは、パン作りだった。

僕、もともと家具屋で働いていたんです。漠然とインテリアが好きで入ったんですが、仕事はいわゆる飛び込み営業。8時間くらいひたすら外回りで冊子を配りまくってました。工事中のお店に飛び込んで、家具決まってますか?って。出ていけよ、って門前払いされたりして。何か違うぞ……と立ち止まるのにそれほど時間はかかりませんでした。そんな時、ふとパンを作りたくなったんです。子どもの頃からパンが好きだったし、どうせなら好きなことを仕事にしたかった。知り合いに相談したら「今売れているパン屋にいったら?」とアドバイスされて見つけたのがアンティークでした。専門学校も出てないし、パン作りの経験もゼロ。やる気だけの若造を、雇ってもらえたのは感謝しかありません。

 

店長であり、ひとりのパン職人として働く。

入社してからずいぶん色々な店舗を回りましたが、この春からバゲットラビット社口本店の店長となりました。バゲットラビットは、小麦本来の特性を活かした本格派のパンが売り。メニューもシンプルなものが多く、それゆえにパン職人としての腕が試される職場です。僕はこのお店で、ひとりの職人としてパンを焼きつつ、いかに品質を保ちながらお店を成長させていくか試行錯誤しています。原価や人件費の適正ラインを見極めつつ、チームワークを高め、高い効率性を実現させる。悩ましい課題ばかりですが、オールハーツにはこれまでの蓄積にずいぶん学ばせてもらっています。店長が集まる会議で各店独自の工夫やら成功例・失敗例を見ることができるし、経験豊かな先輩の存在も心強い。この会社だからできるお店づくりがあるはずだと、今はひとつ一つ体当たりしている感じですね。

 

いつか自分のブランドを、この会社で作りたい。

実は僕、一度会社を辞めているんですよ。いろんなお店のパン作りを学ぼうと、いわゆるパン修行に出たんです。当時の修行先は、名店と呼ばれる個人店。ずいぶん厳しく教えてもらったんですが、家の事情で実家に戻ることになって、改めてオールハーツの門を叩いたわけです。いわゆる出戻りですね。独立しようかとも思ったのですが、外に出て気づくことも多くて、ひとまず延期(笑)。やっぱり、ここだからできる働き方は魅力的です。たとえば基本的な福利厚生はもちろん、バースデー休暇とか、働きやすい環境を整備するのは個人店では難しい。それに効率化や販売戦略の面でも、ここでしか得られない情報や学びがあふれています。今の僕の夢は、オールハーツの中で新しいブランドをつくること。アンティークやバゲットラビットのような、個性的なお店づくりに関われたら最高ですね。

 

わたしがつくる A DISH OF HAPPINESS

長く働けて、学びに満ちた仕事。

Y.E(2016年入社)

バゲットラビット社口本店

店長

PEOPLE
その他のインタビュー

一覧を見る
一覧を見る