目の前のひとりの喜びから、
大勢に感動を与える仕事へ。

S.A(2019年入社)

マーチャンダイジング部

商品開発課

INTERVIEW

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商品が作れない。悔しい気持ちが背中を押した。

専門学校を卒業した後、ピネードで5年ほど働いていました。その後、転職してレストランでデザートを担当していましたが、ピネードの元先輩に「オールハーツで商品開発を一緒にやってみないか」と誘われたんです。当時はずいぶん迷いました。これからの自分に本当に必要なのかと。……たぶん、パティシエで誘われてたら断っていたと思います。けれど商品開発には興味が湧きました。レストランにいた頃、いざ自分が新しい商品を作ろうと思ったときに全然アイデアが出なかったんです。ケーキ屋で働いていたのに、なんでこんなにできないんだろうって悔しくて。もちろん、現場を離れることへの葛藤はありました。作るのが好きで、お客さんとの会話もやりがいでしたから。でもそれ以上に、自分をもっと成長させたいという気持ちが後押しして、オールハーツへの入社を決めたんです。

 

おいしいのは当然。いかに利益を出すかまで考えられるか。

私の所属はマーチャンダイジング部の商品開発課。グループ全体の商品開発を担う部門で、私はその中でもパティスリーを担当しています。扱う商品は、ケーキだとピネードで約20種類。パステルのプリンも同じぐらい。月に2回ほどの社内プレゼンテーションを通して、毎月約10種類近くの新商品が各店舗のショーケースに並びます。このスピード感には、入社以来驚かされっぱなしですね。街のケーキ屋さんやレストランでも商品開発は行いますが、せいぜい翌月のメニューぐらい。ここでは2ヶ月後、さらにクリスマスなどの大型のイベントには半年前ぐらいから準備を進めます。規模も比較にならないほど大きいので、フルーツの旬に向けていかに素材を確保をするか、どうやって品質を上げつつ量を作るかなど、考えることが一気に増えました。おいしいものをつくるのは前提で、その上でいかに会社として利益を出すか。今はこのオールハーツの基本に慣れようと、必死に吸収している最中です。

 

目の前の一人だけでなく、大勢の人に感動を届けられる人に。

オールハーツに入社して半年足らず。自分が企画して、ちゃんとお店に出た商品はまだ数えるぐらいですが、充実した日々を過ごしています。もし現場に戻りたいか? と聞かれても、その気持ちはまったくないですね。性格的に、集中し出すと他のことが目に入らなくなるんですよ。今は商品開発だけを見ています。……振り返って思うんですが、私のこれまでの仕事は、目の前のお客さんにどれだけ喜んでもらえるかが全部でした。それって、与えられたことを必死にやっていた面もあって。でも今は、自分がどんなものを食べてもらいたいのか、驚いてほしいのか、感動を与えたいのか、それを考え、たくさんの人に伝える力を身につけようとしています。まだ先は長いですが、いつか自分の商品開発力に胸を張れるようになって、オールハーツでも代表商品と呼ばれるような商品を作りたいですね。

 

わたしがつくる A DISH OF HAPPINESS

オールハーツの顔を、いつか私がつくる。

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