接客ではなく、信頼関係を築く。
そんな気持ちでお客さまと向き合う。

T.K(2014年入社)

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INTERVIEW

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自分が感じた、あのワクワクを伝えたい。

大学を卒業して鉄道会社に入社。4年ほど駅の係員をしていました。毎日、同じ場所で同じ仕事を繰り返すうちに、「なにか新しいことにチャレンジしてみたい」と、転職を考えるように。そこで出会ったのが、この会社の求人広告。学生時代、アルバイトをしていたデパートの催事に出店していて、「この世界感は普通のパン屋じゃない!」と驚いたのを覚えたんです。自分がワクワクした、あの気持ちをお客さまにも伝えたい。それが入社の動機でした。

 

数ある中から、選んでもらえた誇りと喜び。

入社1年目の終わりごろ、表参道の新店で店長に。プレッシャーはありましたが、「やってみないとわからない」という持ち前のチャレンジ精神の方が強かった。しかし、店長としてのスタートは決してラクではありませんでした。新しいお店が集客することの難しさを思い知ったのです。焦ってもしょうがない。お客さま一人ひとりに丁寧に接客し、「また来たい」と感じてもらえるイメージを、じんわり広めていくこと。スタッフと地道な努力を続け、しだいに売上も順調に伸びていきました。そして今年6月には銀座店に異動。銀座には観光客や外国人のお客さまも多く、有名なパン屋もたくさんある中で、うちを選んで来ていただいたことを心から嬉しいと感じます。いつも忘れないのは、「感謝の気持ち」。その積み重ねは、単なる「パン屋の接客」じゃなく、お客さまと「信頼関係」を築いていくことに近いのかもしれません。そんなことをスタッフにも、日々、伝えています。

 

 

求められていることを、広い視野でつかむ。

周辺には「GINZA SIX」もオープンし、ますます注目を浴びている地域で、この店の個性をどう発揮していくのか。戦略を練って、さらに集客を上げていきたい。そのひとつとして、休日にはかなりの数のお客さまがいらっしゃいます。短時間で買い物を済ませたい方もいれば、商品のことをいろいろ聞いてじっくり吟味したい方もいる。「それぞれのお客さまは、いま、どんな対応を求めているか」。店内を広い視野で見渡し、的確な対応ができるスキルを一人ひとりが身に付けていくことが、これからの課題です。わたし自身は、店長としてリーダーシップを発揮しながらも、若いスタッフにもなんでも気がねなく相談してもらえる存在でありたい。さらに、都心部の店舗での経験を活かして、郊外での店づくりにも挑戦してみたいと思っています。もし、地元の茨城に店舗ができたら、ぜひ手を挙げてみたいですね。

 

わたしがつくる A DISH OF HAPPINESS

お客さまとつながっていく、心からのおもてなし。

T.K(2014年入社)

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